2008-01-01から1年間の記事一覧

合宿感想メールその8 彩乃木から大西伸子へ

ブログ用メール(今回ブログにアップすることを前提につくったメール)になってしまっている。 そのことが気になって、僕は大西に確認した。 僕だけじゃないかも、と思った。 それがもしかしたら、前回の彼女のメールを ネガティブな印象にしてしまった要因…

合宿感想メールその7 大西伸子より 〜“あやのぎ塾”塾生〜

大西伸子とは、6年ほど前に出会った。 パフォーミング・アート・センター(野沢那智代表)で僕が講師をしているときの教え子。 そこで1年間指導した。 その3年ほどのち、ASC演劇研究センターに入所。 ASCでの僕との付き合いは、いま3年目になる。 ち…

合宿感想メールその6 高尾枝理より 〜2006鳥取「不届千萬忠臣蔵」共演者〜

【メール その5】のあとの高尾枝理からの返信。 それに対する僕の返信の内容は、かなり寺山修司さんの影響があるなぁ。 最近、機会あって彼の文章を読んだ。 いま僕が感じていることを、寺山修司は30年も前に発言していた。 驚きと喜び。 最も驚いた彼の…

合宿感想メールその5 高尾枝理より 〜2006鳥取「不届千萬忠臣蔵」共演者〜

【メール その1】のあとの高尾枝理からの返信。 若いというのは素直さと可能性の塊だなぁ、 と最近とみに思うようになってしまった。 ふ、若さへの嫉妬か。 最後話しがそれているようですが、 次回にて、合宿のことと結びつくので、 読んでやってください。…

合宿感想メールその4 日野聡子より 〜“あやのぎ塾”塾生〜

さらに【メール その3】に続く日野からの返信。 合宿の具体的感想に突入。 話が盛り上がってきました。 ところが、この【メール4】がほぼ仕上がったときアップする前にIEにエラー。 すべてが無駄になってしまった。 この記事は再度つくりなおしたもの。 …

合宿感想メールその3 日野聡子より 〜“あやのぎ塾”塾生〜

【メール その2】に続く日野からの返信。 最後のほうはたわいもない話になってますが、 実はそれが、【メール その4】のちょっと大切なことにもリンクしてるので、 少々のご辛抱を。 【日野聡子より 2008.8.21 21:06(その2と同日)】 はいっ、了解です!…

合宿感想メールその2 日野聡子より 〜“あやのぎ塾”塾生〜

日野は、シーズンメンバーでの出演から数えると、ASC演劇研究センター3年間を経て、 なんと僕との創造活動は5年目となる。 早いものだ。 いまや、東京アニメーター学院で講師をしている。2年目。 指導を受ける側にいながら、指導もしている。 一番いい環…

合宿感想メールその1 高尾枝理より 〜2006鳥取「不届千萬忠臣蔵」共演者〜

高尾枝理は、まだ20歳。島根県在住 共演したときは、なんと18歳。島根県から通ってきた。 子供のときから、僕の数少ない声優レギュラー、アニメ「南国少年パプアくん」のファンだったとのこと。 ちなみに、そのときの僕の役は『忍者トットリくん』。 若…

必要な時間。〜夏季合宿〜

実に有意義な時間となった、 ASC結成以来13回目となる恒例の夏季合宿の3泊4日。 なにから報告してよいものやら、整理がつかないくらいの たくさんの発見ができたことをそれぞれの参加者が実感し、 大きな手応えと充実の記憶を残した。 でもって、その…

合宿参加、締切迫る!

合宿の参加締切は、16日(土)23:00。 つまり、前日の夜11時までということです。 この時刻までに何らかの形で事務局まで連絡ください。 当日の朝になるかもしれませんが、折り返します。 ちなみに、当日の集合時刻は13:30です。 集合場所など…

難しくはないんです。

“ニューフィクション”。 “ニューアクティング”。 前回のブログで長々と書いちゃいましたが、 実際にやろうとしていることは、 いたってシンプル。 思いっきりシンプル。 これ以上ないくらいシンプル。 そうでなくちゃ、逆にいけない。 ごちゃごちゃしない。 …

俳優の意識革命

“ニューアクティング”。 これ、この夏の“あやのぎ塾”夏季合宿のコンセプト。 この新しい演技術の創造を目指すとき、 どのような方法が必要となってくるのか。 あるいは、この演技術で演じられる芝居とは、どんなものか。 “ニューフィクション”。 新しい演技…

ゆらぎ。

ちょっと前の7月4日の日記でも書いたけど、 「頭が固くなってる」ことについて。 経験をつむと、かたくなになる。 それは、正しくてもそうだ。 それが一番邪魔。 創造するとき、どんなにクリエイティブな発想でも、 それにまったく疑いを持たないとき、と…

夏季合宿の詳細発表!

夏季合宿の詳細を発表しますと告知してから、 ずいぶんたってしまいました。すみません。 合宿まで1ヶ月を切りました。 これまで何年もやってきた合宿とは内容を刷新します。 まずコンセプトは、“ニューアクティング”。 ちょっと横文字にしてみましたが、平…

ちょっと面白いこと考えてます・・・秋公演!

2008年秋公演の詳細告知が遅れています。 すみません! いろいろ考えてます。 これまでのASCを大きく前進させるコンセプト、 その模索に時間がかかっています。 が、最近ようやくその具体的なビジョンが はっきりしてきた感じがします、僕の中で。 自分で…

塾生が創作劇を執筆中。

“あやのぎ塾”塾生の大西伸子が、 昨年9月に若手自主公演での処女作「アンダンテ」に続き、 現在2作品目の創作劇を執筆中。第2稿まで上がりました。 目下第3稿目の執筆中です。 今回の新作は、福島県白河市に伝わる有名な民話「おとめ桜」をモチーフにし…

頭が固くなってるよ〜!

頭が固くなる。 これ、明らかな老化現象。 最近ちょくちょく感じる。 困ったな〜 真理や本質。 これはきっと普遍なもの。 が、それを立証するための正論は、普遍ではない。 だって、正しい「論理」だから。 論理は、構築されるもの。 構築する過程において、…

 “ごくせん”は、いい!

ベタすぎるくらいベタなのがいい。 あきれるくらいありえないのがいい。 表もウラもまったくないのがいい。 番組全体が理想論でのみできあがっているのがいい。 その潔さが実にいい。 そしてなにより、 真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐなのが、スゴクいい。 1…

いまさら裸、されど裸。

「恭しき娼婦」でのリッジーの全裸。 全裸になる意味はあったのか? と、よく言われる、今でも。 確かに戯曲にはそんな指定はない。 僕の純然たる演出プラン。 だからこそ、そう問われるんだろうな。 無理に裸になる意味はなかったんじゃない? という人はた…

自主抜糸?!

5針の裂傷、皆々様、ご心配いただきありがとうございます。 傷は着々と回復に向かっております。 実は、この前の日曜日15日、倉庫引越しの当日、 もちろん軍手をしてカバーしておりましたが、 12時間に及ぶ徹夜作業のあと、 夜明けのファミレスで痛みを…

不覚、5針の裂傷。

くっそ〜〜、である。 怪我などめったにしないこの僕が、 不覚にもやってしまった。 右手親指の内側の付け根、そこに5センチくらいの裂傷。 なんでそんなところに怪我をしたかは、 ちょっと恥ずかしいので詳しくは書きません。。。 怪我した直後は他のこと…

倉庫整理。

先日、ASCの倉庫を徹底的に整理した。 必要に迫られたからだ。 倉庫として借りている古い平屋の民家が取り壊されることになった。 引越し予定日は、14日(土)。 もとは農家だったのか広い土間もあり、 ちょっとした道具はそこでたたけてもいた(製作で…

秋葉原無差別殺傷事件。

虚しい。 本当に虚しい。 事件の経緯や詳細が明らかになっていけばいくほど、 虚しくてしかたない。 なぜ人の心は、まだこの程度のレベルにしか到達していないのか。 それともどんどん退化しているのか、人間の精神性は。 簡単に言えば、よりよい人間関係と…

夏期合宿、日程決定! 参加者、大募集!!

“あやのぎ塾”、夏期合宿の日程が決定しました。 8月17日(日)〜20日(水)の3泊4日。 ASC演劇研究センターのころからの夏休み恒例合宿。 場所はいつもの三浦海岸のリゾートホテル、 だだっ広い3LDK/でかいベランダ付の部屋。見晴らしいいぞ〜。…

報われない?

実力があるのに、報われない。 これ役者同士でたまに出る話題。 この話題のはじまりは、たいていそこにいない別の俳優さんのこと。 が、会話の当事者たちは、この話題の間、ずっと自分のことを考えている。 「オレも(ワタシも)そうだよなぁ・・・」 実力が…

誤解しながら了解する。

誤解しながら了解する。 または、 誤解したまま了解する。 これは、人間とペットにおける関係とのこと。 NHK「爆笑問題のニッポンの教養」という番組での、 ゴリラ研究の第一人者京都大学教授の山極壽一先生の言葉。 いい言葉です。 目からウロコ。 人は…

自己客観性。

客観性。 物事を進めたり、語るときに、 事実、現実を保ち、主観を排除すること。 ここで陥るワナ、 主観を排除しても、視点は自分にある場合。 あるいは、自分と関係している事柄なのに、 その視野に自分自身が存在していない場合。 これは純粋に客観的とは…

人は言ったことを忘れる。

人は往々にして、自分が言ったことを忘れる。 そして、人から言われたことは執念深く覚えていたりする。 その逆も、また然り。 要は覚えておかなくてはいけないことをどんどん忘れるということか。 自分の都合のいいことだけを記憶する。 だから、トラブルが…

教え その2。

耕した土地に苗木を植える。 育ち実るのが楽しみ。 そうなるように良かれと思うことをすることも、やはり楽しい。 やがて苗木は、しっかりとした幹となり、その枝に実をつける。 でもときには、 苗木ではなくすでに幹くらいに成長した木をあずかるときがある…

冗談にしてはいけないもの。

冗談にしていけないものをジョークとしてしまう。 僕には、そんな癖がある。 この原因は、たぶん僕の生来の自虐性にある(と思う)。 ただし、誤解なきように自己弁護するが、 悪ふざけをしているつもりは毛頭ないのである。 真剣に、ジョークにしている。 社…