合宿感想メールその8 彩乃木から大西伸子へ

ブログ用メール(今回ブログにアップすることを前提につくったメール)になってしまっている。
そのことが気になって、僕は大西に確認した。
僕だけじゃないかも、と思った。
それがもしかしたら、前回の彼女のメールを
ネガティブな印象にしてしまった要因のひとつではないかとも思ったから。
そうなら、ブログにアップすると彼女が誤解されてしまう。
 
で、結果は大笑いとなった。
大西は、実に愉快なヤツだ。
 
 
【僕から大西へ 2008.8.23 1:09】
 
ところで、はじめにくれた合宿の感想メールを書いたときの状態についてちょっと聞きたいんだけど、
ブログにアップされることを意識して書いちゃったかな?
 
正直言うと、さっきの君への僕の返信はかなりブログへのアップを結果的に意識してしまった。 
意図的にではないし、意識しちゃいけないと思ったんだけど。
率直に君個人に宛たいと思ったのになぁ。
 
なので僕の返信は、ちょっと理屈っぽくなっています。
何度か推敲したんだけど、やっぱり少々理屈っぽい。
ごめんね。
 
ただ嘘は書いたつもりはないので、真意が伝わってくれると僕も嬉しいです。
 
というわけで、 
もし君がくれた最初の感想メールをブログにアップしないほうがいいようなら考えるけど、どう?
 
 
【大西伸子より 同日 6:27】
 
確かに感想メールは、誰かに見られるかもしれない、という意識はしました。
しかし、そういうことも含めて真実の気持ちであることには変わらないと思うので、
アップされても何ら問題はないです。
今日の夜に、また、返信を書きます。
  
(やっぱりちょっとネガティブな匂いがするなぁ、って感じたのは僕の先入観?)
(ちょっとドキドキしながら、夜の返信を待つ)
 
 
【大西伸子より 2008.8.24 1:21】
 
返信ありがとうございます。
最後の部分が「あきらめモード」だと指摘され、もう一度自分の書いたものを読み直してみました。
 
まず、感じたのはそれ以前に、中途半端な文章だなあということです。
いつも文章を書くときは、成功しているかどうかはともかく、
一応ちゃんとまとめようとは意識するのですが、今回はできませんでした。
やはり、自分の中でもまだ、合宿の感想がまとまっていないことを実感します。
 
「あきらめモード」ですが、いや、そんなつもりはないと言いたいところですが、
否定しきれない部分もあります。
かつて、やはり、「自分の人生が大きく変化した」と感じた瞬間は幾度かあり、
そのたびに「変わるかも」と期待して、結局あまりたいした変化はなかった、
そんな経験を何度か繰り返しているので、
マイナーな思考モードを身につけてしまったのかもしれません、
 
今までは、「変わるかも」と受動的になったことが、変えられなかった原因だと思います。
今回こそ、これで「変わるんだ」いや「変えてやる」というもっともっと、積極モードでいきたいと思います。
もう、がんがん行きます。人生は短いのです。
 
それにしても、合宿中、本当に笑ったなあと思います。 
あれくらい、あれ以上にもっともっと笑おうと思います。
  
また、何か思いついたらメールします。
 
 
【僕からの返信 同日11:43】
 
抜群に面白いよ、君は!
君がくれたメール読んで、声に出して大笑いした。
 

もう、がんがん行きます。人生は短いのです。

 
って、なんだよ、もう。
オモロイね〜、まったく。
その極端な気持ちの入れ替えが、君の一番いいところだよ。
 
ホント合宿中は笑ったね。
よし、すべてを笑い倒してやろうぜ。
「笑う角には福来る」ってな。
日本人の持ってる「おちょくり精神」で行こう!