2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

この3日間は、僕の稽古。

この土・日・月は、僕の出番中心の稽古。 ここでやっておかないと、きっとこの後は満足にできない。 (演出など他の仕事に忙殺される) 徹底的に飽きるまでやる。 案外にすぐ飽きる。 飽きるときが、創造の瞬間。 アイデアが生まれる。 自分のやっていること…

稽古場での発見4・・・立場。

立場。 芝居で言えば、立ち位置。 芝居の命は、関係性。 関係性を的確に表現するためには、 立ち位置は最も重要な要素。 より興味深い関係性を探り出すため、 立ち位置について試行錯誤する。 劇的な立ち位置の発見は、大きな喜びだ。 逆に、陳腐な立ち位置…

稽古場での発見3・・・ゴジラ。

「ゴジラ」という映画。 第1作目のコンセプトは、反核。 核実験が頻繁に行われていた当時、 放射能によって突然変異し巨大化したオオトカゲが、 人類に報復するという痛烈な社会風刺。 反核、反戦というシビアなテーマを 大人のみならず子供にも受け入れら…

稽古場での発見2・・・“0”・「そうは言っても」

“0”(ゼロ)を知っている人間、 つまりは、“無”を知っている人間こそ、 真の創造者たる。 のだろう。 (まるで禅の教えだ。。。) 「そうは言っても」 本質を突き詰めれば突き詰めるほど、 「そうは言っても」と言いたくなる。 「素直に」「正直でありなさ…

鈴木浩史くん、濡れ場にたじたじ?

フレッド役をやってくれているシーズンメンバーの鈴木浩史くん。 彼とはもう3度目の付き合いだが、 今回2シーンある濡れ場に、どうやら苦労している模様。 相手役の日野は、「ええ、ご自由にどうぞ!」というスタンス。 それが返って、プレッシャーになっ…

日野がよかった!

びっくりした。 日野とは、彼女がシーズンメンバーの時期も含め、 なんだかんだでもう4年近くの付き合いになるが、 今日の日野は、よかった! 内部の人間をほめるのは手前味噌かもしれないが、 内心僕はびっくりした。 それは、ほんの一瞬のアイデアだった…

いい形になってきました!

昨日初めて通し稽古をした。 いい形になってきた。 何が一番いいかって、 出演者が自分のやるべきことをきちんと理解してくれているということだ。 それさえあれば、あとはテンポ感やリズムなど、 流れやメロディをつくっていく いわゆる“音楽的作曲”作業に…

稽古場での発見1・・・泣きじゃくる

悲しいこと、つらいことを 互いに共感できるとき、泣けてくる。 リッジーは、泣きじゃくる。 フレッドに共感し、一体化したときだ。 そして彼女はその直後、同じフレッドによって裏切られる。 残酷。 共感できるから泣けるのだ。 共感してもらうために泣くの…

今日顔合わせ。

「恭しき娼婦」の顔合わせ&親睦会という名の飲み会が、今日。 その前に朝の10:00から“あやのぎ塾”のレッスンあり。 顔合わせは、いつもやっぱり新鮮。高揚。気持ちがいい。 今回の出演者は、これまでになく実に少ない。 ASCはじまって以来の少人数かも…