合宿感想メールその9 日野聡子より 〜“あやのぎ塾”塾生〜

メール用ブログになってるのでは、と最初に指摘してくれたのは日野。
合宿の感想とは少し外れるかもしれないが、
最後のほうはやはり今回の合宿のコンセプト
“ニューフィクション”“ニューアクティング”にかなり絡んできると思うので、アップします。
 
ちなみに、ここまで辛抱強く読んでくださった方は、
「いったいいつ、その“ニューフィクション”とやらの具体的なことが出でくるんじゃイ?」
とお怒りかもしれません。
すんません。
 
まもなくです。
もうしばらくのお付き合いを。
 
 
日野聡子より 2008.8.23 0:20】
 
8/21の22:40(合宿感想メール その4)にくださった彩乃木さんのメールから、
ちょっとブログ用な感じがしてました・・・。
それを感じたのは、まだ、このメールのやり取りをブログに載せると聞いてなかった時点です。
(僕もまだ思いついてなかった時点)
ちょっとだけ、彩乃木さんのメールがブログ用になってる・・・?
そうなるとですね、彩乃木さんの言葉の選択が、
なんだかわざわざ小難しくなってくるのです・・・。
生意気なこと言ってすみません。
 
私も、もう少し思ったことを、私信としてメールしていきますね。
ではまた(^-^)
 
 
【僕からの返信 同日 22:40】
 
お、忠言感謝するです。
で、どのブログかちょっと分からないんだけど、
これのこと?
 
(僕はこのとき勘違いをして、日野のいうメールの一つ前のメールのことかと思ってた)
 
もしこれだとしたら、まったくブログアップは意識してなかったときだけどなぁ。
小難しくなってる感じも僕はあまりしないんだけど、
そういう印象になってるとしたら、
ブログ用ということではなくて、僕が思索に入り込みかけているときかもしれないなぁ。
 
ところで、ブログにアップするかもと意識すると、とたんに理屈っぽくなるよ。
それはさっき、大西に返信したときに感じた。(メール その8)
会話などを録音しているときは録音してることを忘れるのに、
文章を作るときはとても意識して変になってしまう。
 
なぜだろう?
 
会話録音の場合は対話、
人が目の前いるから、リアルタイムで相手が鏡になってくれている。
文章作成は個人作業、推敲する時間経過があるからかなり客観的、
それなのに個人作業だからオタッキー(僕の造語。まあ言ってみれば独りよがり化・まえのめり化)
にもなってのめりこんでしまう、ということかな。
 
やっぱり面と向かって会話すること以上に、人の心を捉える行為はないのかもね。
爆問学問(NHKの番組)も本(番組がそのまま本になって出版)より
テレビのほうが数段面白いもんなぁ。
 
 
日野聡子より 2008.8.23 0:36】
 
彩乃木さんのメールが、私信ではなくブログ用になってきた感じがするということについて捕捉。
なぜそうなると嫌なのかというと、
私に話しかけられている気がしなくなってくるからです。
ブログの読者や、または彩乃木さん自身にしゃべっている感じで、
そうすると、不思議と、私の思考にひっかかりずらくなりました。
大勢に向かって発信しているメールなので、解読するような作業が必要になってきました。
いいのか悪いのか、ただの甘えなのか、ただ考えなしの生意気なのかわからないのですが、
打たれて響き方が鈍くなってきました。
私の状態の変化なのかなぁ。
 
でも実際、今のこのメールも、
もしかしてこのままアップされるかもしれないと、
全く意識していないとは言い切れず。
とにかく、彩乃木さんに宛ててメールしたいと思います。
 
うーん。
自分でもややこしくなってきました。。。
 
 
【僕からの返信 同日1:02】
 
ついさっき返信したけど、
やっぱり原因は、僕が自分の思索にはいってるときなんだね、
僕の自己満足なときともいえる、
君への伝わり方が鈍くなるのは。
 
了解じゃ。
 
そういう印象は、君の僕に対する甘えも少し原因となっているかもなぁ。 
君は教えられるのが基本的に好き、ということもあるんじゃない?
どうだろう?
引っ張っていってもらうのが好き。
そんな君の志向も影響してないかな。 
それが悪いってわけじゃないよ。 
 
ところで、
僕も自分でややこしくなってきたよ(笑)。
さっきのメールで書いたとおり、まったく意識しないでメールを打てなくなっちゃったね。
このメールは最初からアップするつもりはなかったから意識してないけど。
君のさっきのメールもアップしないよ。
 
(といいながら、やっぱりアップしてしまいました。もちろん日野に再度了承を得た上で。
 というのは、この続きに“ニューフィクション”に関することなどが多く出てきたから。
 実際にはその効果についてですが)
 
まてよ、僕は意識してないつもりだけど、君から見るとやっぱり文章が変かな?
 
ブログアップを意識してメールのやり取りをしてても妙だから、
これ以後の合宿の感想は、各々ブログに書こうか。
そのほうが普通だよね(笑)
 
(と言いながらも、やっていない)
(ここまでも“ニューフィクション”の効用がけっこう語られてるが、 
 さらにこのあともその効用についてのやり取りが続く。
 ツゥー・ビー・コンテニュードゥ、次回【メール その10】へ)