教え その2。

耕した土地に苗木を植える。
育ち実るのが楽しみ。
そうなるように良かれと思うことをすることも、やはり楽しい。
やがて苗木は、しっかりとした幹となり、その枝に実をつける。
 
でもときには、
苗木ではなくすでに幹くらいに成長した木をあずかるときがある。
まだ枝はのびていないし葉も実もない。これから繁る、予定。
繁るはず。
繁って、実ってくれなければ困る。
 
だけど、苗木から面倒を見ていないので、
今ひとつどんな実をつける木なのか、よく分からない。
でもきっと、思ってもみなかったいい実をつけてくれるはず。
 
祈るような気持ちで、肥料。
元気に成長。
あれ?、成長すぐにとまる。
ではまた肥料。
元気になる、けどまたすぐとまる。
肥料の分しか元気にならない。 
 
そんなことしかできない自分に失望。
なにをすればいい?
なにがほしいの?
 
目の前のまだ背丈の低い木、
だけどはるか大きく伸びる可能性は、確実にある。
そのことを僕は確信している、はずなのに・・・
僕にいったい、なにが足りないのか?
 
悩む。。。。。。。。。