演出コンセプト

キャスティング

☆配役について 「演目&配役は、当日観客のリクエストで決定!」 というのが、ASCのひとつの理想。落語みたいだ。少しでも理想に近づくためにリハーサルでは出演者はすべての役に挑戦!!してもらおう(^.^) 当日開演前に配役発表。日替わり?!にできたらい…

演出コメントです!(チラシ掲載)

アカデミック・シェイクスピア・カンパニー(ASC)第38回公演 遊空間がざびぃ演劇祭“がざびぃ芝居月2009”「それぞれのシェイクスピア」参加作品 「ヴェニスの商人」 〜 肉はきれないよ。〜 裁判員制度の予行演習にぜひ! アカデミック・シェイクス…

ゆらぎ。

ちょっと前の7月4日の日記でも書いたけど、 「頭が固くなってる」ことについて。 経験をつむと、かたくなになる。 それは、正しくてもそうだ。 それが一番邪魔。 創造するとき、どんなにクリエイティブな発想でも、 それにまったく疑いを持たないとき、と…

頭が固くなってるよ〜!

頭が固くなる。 これ、明らかな老化現象。 最近ちょくちょく感じる。 困ったな〜 真理や本質。 これはきっと普遍なもの。 が、それを立証するための正論は、普遍ではない。 だって、正しい「論理」だから。 論理は、構築されるもの。 構築する過程において、…

いまさら裸、されど裸。

「恭しき娼婦」でのリッジーの全裸。 全裸になる意味はあったのか? と、よく言われる、今でも。 確かに戯曲にはそんな指定はない。 僕の純然たる演出プラン。 だからこそ、そう問われるんだろうな。 無理に裸になる意味はなかったんじゃない? という人はた…

倉庫整理。

先日、ASCの倉庫を徹底的に整理した。 必要に迫られたからだ。 倉庫として借りている古い平屋の民家が取り壊されることになった。 引越し予定日は、14日(土)。 もとは農家だったのか広い土間もあり、 ちょっとした道具はそこでたたけてもいた(製作で…

秋葉原無差別殺傷事件。

虚しい。 本当に虚しい。 事件の経緯や詳細が明らかになっていけばいくほど、 虚しくてしかたない。 なぜ人の心は、まだこの程度のレベルにしか到達していないのか。 それともどんどん退化しているのか、人間の精神性は。 簡単に言えば、よりよい人間関係と…

冗談にしてはいけないもの。

冗談にしていけないものをジョークとしてしまう。 僕には、そんな癖がある。 この原因は、たぶん僕の生来の自虐性にある(と思う)。 ただし、誤解なきように自己弁護するが、 悪ふざけをしているつもりは毛頭ないのである。 真剣に、ジョークにしている。 社…

台湾における日本観光&文化紹介専門誌「WASABI」のインタビュー

こんな取材を受けました。 僕やASCの写真もカラーで大きく取り上げてくださるようです。 インタビューの原稿をそのまま皆さんに紹介しますね。 これも長いですよ〜、覚悟してお読みください(笑)。 校正前なので、誤字脱字はご勘弁を。 1.幼少時期は、…

【ホールディング】について

以下の文は、現在「不届千萬忠臣蔵」に一緒に出演している ある出演者の方の質問メールに僕が答えたものです。 昨日の稽古で、その方に僕が「演技をホールディングしている」と発言したため、 そのことに対してのより詳しい説明が欲しいとの要望でした。 僕…

抜本的改革!

「ジュリアス・シーザー」のチラシ掲載のコメント下書きができたので、 まずはブログにて発表します。 抜本的改革と人間の尊厳、 “雌(おんな)がいて、雄(おとこ)がいる。” アカデミック・シェイクスピア・カンパニー(ASC)代表 彩乃木崇之 ブルータ…

バッキンガム考、その2。

小関先生から前々回の僕の書き込み【バッキンガム考。】にコメントを頂戴しましたので、 さらにもう少し、バッキンガムについての考察を。 小関先生へ。 僕は、リチャードを試すことはバッキンガムには可能である、と演じていて感じます。 その理由は、それ…

4月シェイクスピア祭でのトークです。

日本シェイクスピア協会から、 4月のトークを原稿に起こしたものをいただきましたので、 ちょっと長いですが、掲載します。 お暇なときに、どうぞ。 彩乃木 崇之(俳優・演出家Academic ShakespeareCompany) 聞き手 野田 学(明治大学教授)

バッキンガム考。

公式ブログの掲示板に小関先生からいただいたコメントに関して、 僕の考えを記したいと思います。 「王子を殺せ」というリチャードの要求に対し、 バッキンガムがなぜあのような態度を取ったのか? その本心は? もしリチャードからその返事はどうかと詰問さ…