“子供のためのシェイクスピアカンパニー”

無事千秋楽!「マクベス」&次回「ペリクリーズ」について。

おかげさまで本日、埼玉県は加茂宮のプラザノースという劇場で無事千秋楽を向かえることができました。ありがとうございました! 稽古初日の5月下旬から早4ヶ月、今年はいろいろ充実していた。きっと「マクベス」本番という俳優の仕事と、鳥取「ハムレット…

この本知ってますか?

この本知ってますか? http://www.amazon.co.jp/Shakespeare-Survey-Close-Encounters-Shakespeares/dp/052111103X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1253149515&sr=8-1 今年の11月にケンブリッジ大学出版から出るらしいです。 洋書の表紙がシェイ…

静岡ワークショップ(アウトリーチ事業)、成功。

今回の「マクベス」では、ワークショップも実は任されている。都城・保谷・豊橋・静岡で実施。各地の参加者により、内容はバラエティに富んでいる。 とくに静岡、グランシップが主催のアウトリーチ事業は面白かった。学校に出向くのだ。演劇では初めてとか。…

「マクベス」、残すところあと4ステージ。

「マクベス」旅公演に加え、鳥取「ハムレット」やサマーキャンプのため結構おおいそがしだった8月も終わった。9月に入り突然秋を感じるこのごろ、夏の終わりは少し寂しい。 今回の「マクベス」、いつにもまして収穫がたくさんあった。一つ一つあげると枚挙…

明日、東京千秋楽。「マクベス」

早いものです、明日東京楽日となりました。 ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。 いや〜、なんというか、今回のこの公演、なんとも時間のたつのが早い気がする。それに「マクベス」という作品は、創り手のエネルギーをとても試される。どこまでが…

マクベスが最後までやめない訳。

なぜマクベスは、最後の最後までやめないのだろうか。 魔女たちに予言され、夫人とそれを信じ、王位に登りつめ、さらにまた魔女と魔物たちの予言に支えられ、殺戮を繰り返す。 不思議なのは、魔物たちの予言「バーナムの森がダンシネーンの城に向かってこな…

羨ましいなマクベス夫妻。

「マクベス」のリハ、快調に進んでます。毎日が実に楽しい。僕にとっては7回目のこの作品、だけどホントいろいろなことを考えさせてくれて興味は尽きない。 マクベス夫妻。 この二人、本当に強烈に愛し合っているんだなぁとつくづく実感する。そしてそれだ…

稽古快調!「マクベス」

顔合わせから1週間、稽古は快調だ。 毎日ドキドキする。刺激的だ。「マクベス」という作品のもつ劇的な緊密性がそうさせるのか、ヤマさん(演出:山崎清介)のとても鮮明で独特のイマジネーションに僕がシンクロしているのか、きっと両方なのだろう、いずれ…

いよいよスタート!「マクベス」

昨日は宮崎でワークショップをやってきた。年長から小6まで29名。もう収拾がつかないくらいに全員ヒートアップ。お母さんも参加してのメニューはよかったかもしれないな。課題はまだまだあるけど、あと数回楽しいワークショップになる予感。 (例年ヤマさ…

「リチャード三世」千秋楽!

7月中旬グローブ座よりスタートした「リチャード三世」は、 お蔭様で、一昨日の13日に新潟は小出郷にて 無事千秋楽を迎えることができました。 本当にありがとうございました。 「リチャード三世」という作品、 僕は3度目の経験でしたが、いろいろなこと…

旅公演の帰り

日記が前後しましたが、写真は可児市でのマチネの帰り。在来線の電車のなか。なんだか映画のワンショットみたいでしょ? このあと、名古屋から新幹線、東京へ。

小田島雄志先生は、凄い。

先日の19日、可児市にて「リチャード三世」の公演があったが、 終演後、小田島雄志先生を招いてのアフタートークがあった。 僕はそれを聞いて、大感動した。 小田島雄志先生は、実に凄い。 ヤマさんとの二人でのトークで、小田島先生が聞き手の立場であっ…

バッキンガム考、その2。

小関先生から前々回の僕の書き込み【バッキンガム考。】にコメントを頂戴しましたので、 さらにもう少し、バッキンガムについての考察を。 小関先生へ。 僕は、リチャードを試すことはバッキンガムには可能である、と演じていて感じます。 その理由は、それ…

バッキンガム考。

公式ブログの掲示板に小関先生からいただいたコメントに関して、 僕の考えを記したいと思います。 「王子を殺せ」というリチャードの要求に対し、 バッキンガムがなぜあのような態度を取ったのか? その本心は? もしリチャードからその返事はどうかと詰問さ…

今北九州です。

ただいまホテルのロビーで、「ジュリアス・シーザー」の勉強中・・・

「リチャード三世」、東京千秋楽。

今打ち上げから帰ってきた。タクシーになってしまった。 夜が明け始めた。 しかし今回のスケジュールは、少し過酷だった。 ASCよりはましだけど、このカンパニーでは珍しい。 でも何とかみんな無事に楽を迎えられて、ひとまず良かった。 これから9月中旬…

最高の初日。

予告どおり、イエヘー(イエローヘルメッツの愛称)では、 クラシックバレエのバリエーションを僕が披露。 締めのグランフェッテ(回転)36回(?)では、満場の拍手。 36回はできなかったけど、拍手はホントだよ。 面白い。 こんな遊び心が楽しいこのカ…

「リチャード三世」いよいよ初日!

初日です。 といっても今は12日の真夜中。 今日は、場当たりの後2回もGP(通し)をやった。 みんなへとへとになっていたけど、ASCの舞台稽古に比べれば、楽勝さっ! うちの稽古を経験した人は異口同音に、「他の現場が楽に感じます」だって。 冗談は…

イエローヘルメッツ、ロックンロールにクラシックバレエ?!

このカンパニー恒例のイエローヘルメッツ。 このパフォーマンスは、開演15分前に3分ほど行われる。 もうかれこれ、8・9年になる。 開演15分前なので、何度かこのカンパニーを観ている人でも、知らない人がいる。 もったいない。(ホンマかいな?) で…

迷走&瞑想からの脱出、光明みっけっ!

今日の通し稽古で、早くも迷走からの脱出の糸口発見。 いつも研究生たちに言っていることなのに、 やっぱり僕もまだまだだなぁ。 これまで、バッキンガムという人物を自分なりにいろいろと考察してきた。 その考察に、僕自身がとらわれ続けていたのだ。 演技…

バッキンガム、迷走中!!

リハは残り、あと2日。そしていよいよグローブ座。 だけど、困った。 バッキンガム、役づくり未だに迷走中。 壊してはつくり、つくっては壊しているつもりなのだが。。。 というか、ストライクゾーンに入っていない気がするのだ。 何がいま自分の中で引っか…

リハ、白熱してきたぞ〜!

3日前から、立ち回りの稽古がスタートした。 いつものように、トタン(戸谷)が殺陣をつけてくれている。 アキラ(明楽)を相手にすると、いやおうにもすぐ覚えてしまう。 なんせあいつは、手加減をしてくれない。 恐ろしく猛スピードでやられるので、僕は…

今回の稽古、妙に楽しい。

とてもゆっくりと、しかし確実に作品が出来上がっていく。 この時期が一番ワクワクする。 何もない所に形が突然現れる。 まさに『創造だ』。 いろいろなアイデアが、姿を現しては消えていく。 初日に観客の前で陽の目を見るのは、 一体どの「子供」(アイデ…

立ち稽古スタート!

「リチャード三世」の立ち稽古が昨日から始まった。 僕の役は、ヘンリー6世とバッキンガムである。 このカンパニーには珍しく、テーブル稽古を4日間も行った。 いつもなら、顔合わせの翌日から立ち稽古がスタートしていたのに。 そのテーブル稽古の4日間…

 か、風邪をひいたか・・・?!

「メジャー・フォー・メジャー」(「尺には尺を」)が終わった後に きっと風邪をひくかも、なんて思っていたが全然平気だった。 たぶん鳥取でのワークショップがあったからだ。 それなのに、夏のリハーサルが始まる直前に、悪寒がしていた。 と思っていたら…

「リチャード三世」本日顔合わせ。

いつもの楽しい面々が、またこの夏目指して集まった。 なんだかほっとする。 役者だけやっていてもいいという開放感からか、 それとも15年来のシェイクスピア仲間との連帯感からか。 トタン(戸谷昌弘)に、この前の「メジャー・フォー・メジャー」(「尺…

 「リチャード三世」鳥取公演チラシコメントより

シェイクスピアは、面白い。 どうしてこんなに愉しいんだろう? それは、昔々にシェイクスピアおじさんが書いてくれた物語が、 今の僕たちの“鏡”となってくれているからです。 鏡を見るのって、結構オモシロイでしょ? 変な顔したり、笑ってみたり、怒ってみ…