合宿感想メールその2 日野聡子より 〜“あやのぎ塾”塾生〜

日野は、シーズンメンバーでの出演から数えると、ASC演劇研究センター3年間を経て、
なんと僕との創造活動は5年目となる。
早いものだ。
いまや、東京アニメーター学院で講師をしている。2年目。
指導を受ける側にいながら、指導もしている。
一番いい環境だ。羨ましい。
 
ちなみに、この記事より日付が未来になってしまっています。
はてなブログは、日付が同じだと別枠に出来ないのがちょっと残念。
ご了承を。
 
  
日野聡子より 2008.8.21 20:45】
 
(まず別件の僕からの問い合わせに対しての返事あり)
(そしてある日常生活のちょっとイライラしたいきさつを話してくれたあと)
 
合宿から帰ってきて日常の社会に戻ってみると、
彩子ちゃん(合宿参加者・初対面)が人から逃げる理由がなんとなくわかる気がします。
自分の中に大事にしたい部分がたくさんあって、それを壊されるのが怖い、
同じ意味で、自分がその大衆のイライラと同化してしまいそうで怖い、
ということは、自分が同化してしまう可能性を自覚している、
ということなのかなと思いました。
私もそういう時期があったと思います。そして今、
それに屈して大衆と同じようにイライラしたりします。
だから芝居をしているのかもしれないと思いました。
私が救われるのだと思います。
 
合宿すごく楽しかったです。
一人より、人がいた方が何倍も素敵なことが起こるのを知って、とても嬉しかったです。
 
今日はこれから図書館に行って、
また爆問学問(NHKの番組が本になっている)を7冊借りました。
合宿はものすごく大きかったです。
今まで読めなかったものが、読めるようになっています。
ひっかかり方が増えています。
ということは、先にいる人はいっぱいいるのですよね。
 
  
【僕からの返信 同日 20:56】
 

 合宿から帰ってきて日常の社会に戻ってみると、・・・・・・
 自分の中に大事にしたい部分がたくさんあって、それを壊されるのが怖い、
 同じ意味で、自分がその大衆のイライラと同化してしまいそうで怖い、・・・・・・
 そして今、
 それに屈して大衆と同じようにイライラしたりします。

 
オ〜、まったく同感。
改修工事(合宿の翌朝から始まった僕の自宅の改修工事)が始まって、すぐに同じこと考えてたよ。
「なんだよ、この現実は。」「ちっともクリエイティブじゃない」
「人は、人生のほとんどを機能として行動しているのか?」
なんてことを考えてた。
  
合宿の喜び、ブログや自分の生活の中で出来るだけほかの人に伝えてください。
そうすると何倍にもなってかえってくるよ、その喜びが。