研究センター

アンダンテ合評会

先日の9日の日曜日、9:00〜17:00まで途中40分の昼休みをとっただけで ず〜と合評会をしてた。 ほとんどが僕の説教になっていたかも。ちょっと反省。 それにしても、本当のところ、「アンダンテ」を経験した若手メンバーは いったいどうだったん…

「アンダンテ」、ありがとうございました!

とにもかくにも、初の試みである創作現代劇の若手自主公演「アンダンテ」の幕が 何とか降りました。本当にありがとうございました。 苦しかった〜 いや、彼らではなく、僕がです。 いつも稽古場で喋り捲っている僕が、稽古場にあえて行かず、 「きっと今頃こ…

「アンダンテ」パンフコメントです。

以下は、今週末本番を迎える「アンダンテ」で当日配布するパンフレットのコメントです。 それから、遅くなりましたが夏期合宿の報告です。 いや〜、実にハードでした、やっぱり。 みんなほんとに稽古が好き。 (それとも僕が好きで、みんながそれに合わせて…

「俳優」、そして「女優」。

「俳優」とは、人に非ず優れし者。 僕が講師をしているパフォーミング・アート・センター(PAC)代表の 野沢那智さんからの言葉。 声の仕事はその学校の上層組織のオフィスPACにお世話になっている。 この1週間は、僕もオフィスPACの所属生たちと一緒に野沢…

初、「アンダンテ」稽古見学。

今日、というか今0時まわってしまったので、昨日、 若手自主公演「アンダンテ」の稽古を始めて見た。 すこぶる刺激的だった。 いい。 なにがいいって、もの創りの基本姿勢を僕は改めて教わった気がした。 技術的にはまだまだ稚拙だが、真摯。 この真摯とい…

「アンダンテ」メンバーよ、踏ん張れよ!

若手自主公演「アンダンテ」のメンバーの何人かにまた電話してみる。 どうやら、みんなが稽古の進め方など、悩んでいるらしい。 阪口のブログでも察しがつく。 http://d.hatena.ne.jp/skmiyu/20070807 今が一番苦しいときだろうなぁ。 踏ん張れ、踏ん張れ。 …

全受容、ゆえに存在する。

8月6日の日野の日記、お〜、悩んでるなぁ。 http://d.hatena.ne.jp/satokohino/20070806 いい感じじゃなかと思った。 そういうことって、あるよね。 自分にとても近い役を演じる場合、陥ってしまう罠。 傍から見るとそのままやればいいんじゃないの、と思…

情報過多。

研究生を指導していくときに、いつもこの問題に僕はぶち当たる。 要は、しゃべりすぎる。 演技においては100%演じないほうがいいと言っておきながら、 指導するときの言葉は多分200%越えているんじゃないかと思ったりする。 わかっっているつもりな…

ハンドルネーム(HN)論争。

ネット上での署名に、実名を使用するべきか、HNでいいのか?! この論争があってから久しいと聞く。 ASCでは今頃になってこの話題かと、失笑を招きかねませんね。 制作の石塚とこの話で盛り上がった。 石塚vs彩乃木の論争。 石塚はHN派、僕は実名派(芸名・…

飽きるということ。

「アンダンテ」の稽古、どうやら四苦八苦しているようだ。 今回は若手自主公演なので、僕は全くのノータッチ。 タッチしたいのは山々なんだけど、ぐっとこらえてます。 そのほうが、彼らが成長するからだというのは言うまでもありゃーせん。 それでもやっぱ…

父娘と母娘

親が子供のために動くとき、いつも迷うことに次の2点がある。 「子供の意思を尊重して」 「子供にとっていいことは何か」 この2点の選択は、子供の年齢や状況によって変わるものだと思うが、 子供に何らかの引け目を感じてる親は、往々にして前者ばかりを…

演劇にできることは?

昨晩、テレビ東京の「世界驚愕リサーチ・数字は嘘をつかない」という番組を見た。 感動した。 1日100円の食費がなくゴミをあさる看護士を夢見るスラムの少女(12歳)、 4000人の目を救ったベトナムで無料医療活動をする日本人眼科医服部匡志先生、…

劇団考

日本俳優連合の機関紙を読んでいたら、海外演劇事情と日本の劇団の比較記事があった。 おー、そうか、海外もだいぶ様変わりしているんだな、と。 意外だったのが、日本で言うところの「劇団」の数がイギリスでは片手の指で足りるとのこと。 「カンパニー」と…

100%やる必要はない。

今日また、外画の吹替えをやってきた。 4月から番組レギュラーで入っている中国武闘物。1話45分の全30話。 (まだ多分、作品名を公開すると叱られてしまう。) 番組レギュラーというのは、いろんな役をやるレギュラーということ。 とは言いつつもメイン…

自分の登山口と登山道。

研究生の阪口が、菊地演出で外部公演に出演した。 文学座の後輩高橋耕次郎くん率いる双の会「祈り」。 http://d.hatena.ne.jp/skmiyu/searchdiary?word=%2a%5b%b3%b0%c9%f4%bd%d0%b1%e9%5d 本番を観にいって、正直驚いた。 出番は少ないながら、阪口がいい。…

大西のイギリス観劇ツアー

大西が、以前僕もグローブ座カンパニーでお世話になった 本橋哲也先生と約10日間のイギリス観劇ツアーから無事帰ってきた。 僕も行きたかったとても魅力的なツアーだ。 その詳細をツアーの興奮そのままにブログにつづっている。 http://d.hatena.ne.jp/air…

合宿の成果や、いかに?!

本年度のASCのスローガン【抜本的改革と新人育成の強化】。 その実現に向け、初の春合宿(3泊4日)を敢行。長野の山荘での合宿は、すこぶるエキサイティング。 24時間、エンドレス稽古! 体力と集中力の勝負。 ASCでは毎夏、三浦海岸で2泊3日の合宿を…

今日から合宿!

本日25日より28日まで、長野県の山の中で 「オセロー」新人公演のための強化合宿を行います。 大自然の中の新築ログハウス、音楽スタジオのために建てられたもののようです。 ご縁があってお借りすることができました。 大感謝です。 感謝の気持ちを成果…

大西伸子が台本書いたっ!

研究生の大西伸子が、1時間以上の上演時間だと思われる台本を書き上げた、 わずか5日間で! すごい!! 実は今、夏に若手だけの自主公演を企画中なのである。 シェイクスピアから全く離れた創作劇。 まだ上演が決定したわけではないが、 創作の白羽の矢が…

教育とは・・・

悩むなぁ。 劇団の抜本的改革とは、人材の育成でしかない。 そのことはよく分かっているつもりなのに、なかなかうまくいかない。 代表者である僕自身に、きっと問題があるはずだ。 以下は、そのあたりのことを思うままにつづった文章です。 僕の独り言に近い…

人はいつでも平行線。でも、

男女に限らず、人は個である限り、どんなに近づくことができても最終的には平行線。 完全に1本の線にはなれない。それは、幻想。 平行線だからこそ、その2つの線の間に橋渡しを作ろうとする。 できるだけたくさんの橋渡しをつくれば、2本の線はまるで太い…

壁は、眉毛の高さ。

壁は、常に眉毛の高さ。 目の高さよりも少しだけ壁のほうが高いので、 壁にぶつかったときは、目の前に立ちはだかるそれが、とても高いように感じてしまう。 でももうだめだと思ったすぐあと、少しだけ背伸びをすれば壁の向こう側が見える。 向こう側が見え…

技術とは・・・

オペラを演出していたときによく感じた。 なぜ歌い手によって、同じ曲なのに感動させてくれる人とそうでない人がいるのだろう、と。 技術的には、差はないように思う。 いやむしろ、後者の歌い手のほうが技術的には勝っている場合もある。 想い。 歌い手の想…

コンプレックスは、直らない?!

野口の9月7日の書き込みで、また改めて考えた。 コンプレックスは、一生かけても直らないのだ。 いや、この表現は語弊がありますな。 では補足説明。 遺伝子レベルのコンプレックスや、 自分ではどうしようもない子供の頃の環境による性格形成は、 完全に…

邪念

『いいんだよ、売れたいと思っても。 それは邪念ではない。純粋な君の気持ちかもしれない。 潜在意識からのメッセージに対して、 意識的な価値観で優劣を決めてかかると、あとで仕返しされるよ。 「いいは悪いで、悪いはいい。」(マクベス) 自分のなかで生…

夏の合宿、今年は少し僕は楽だった。

8月16日〜18日に実施。 今年の合宿は、2泊とも3〜4時間の睡眠時間が取れた。 例年一睡もしないという夜もあったので、今年は僕は少しラクチンだった。 が今年は、例年よりメニューが盛りだくさん。 まず初日は、通常レッスンに、野口体操、次回公演…

 新入生3人。

ASC演劇研究センターの本科に、今年も新たに新入生が3人加わった。 大西伸子、永野聡、剣持美季の3人。 オフィシャルサイトのほうで後日改めて紹介しますです。 新入生が加わり、これまでの研究生たちにも活気が出てきた。 よし、よし。 新入生のほうも、…