大西のイギリス観劇ツアー

大西が、以前僕もグローブ座カンパニーでお世話になった
本橋哲也先生と約10日間のイギリス観劇ツアーから無事帰ってきた。
僕も行きたかったとても魅力的なツアーだ。
その詳細をツアーの興奮そのままにブログにつづっている。
http://d.hatena.ne.jp/airabuyu/20070407#c
 
今年は大西にとって、忘れられない年になりそうだ。
夏には、処女戯曲の上演と初演出が待っている。
そうなのだ、夏の若手自主公演では作のみならず演出も担当することになった。
ツアーを含め、彼女に今起きていること全てが、
今年の元旦には彼女が思いもよらなかったことばかりだ。
 
大西にはいま、エネルギーが満ちている。
何かが彼女の背中を強く押している。
そして彼女の周りで、彼女の意思がおっつかないほどに、
大きな波動が広がっている。
人生、必ずそのような時期がある。
それは、大西が「やる!」と決めたとき始まった。
「できるかな?」ではなく、「やる!」と大西が決めたとき僕は立ち会えた。
教え子のそんな時、教える側は至福の瞬間。
ちょっと大げさに夏目漱石草枕」の言葉を借りれば、
彼女に「使命が降る」時期なのだ。
 
昨年鳥取で僕が出演した「不届千萬忠臣蔵」の劇作家大和屋かほるさんからも、
大西作品についての暖かな、愛情深く細緻な批評をいただいた。
また同じく劇作家篠原久美子さんとも、ご縁あってお付き合いができそうな状況だ。
大和屋かほるさん、篠原久美子さんに大感謝。
 
大西の生きることの興奮が、僕をはじめ研究生たち全員をいま勇気付けてくれている。
大西、サンキュー!