人はいつでも平行線。でも、

男女に限らず、人は個である限り、どんなに近づくことができても最終的には平行線。
完全に1本の線にはなれない。それは、幻想。
平行線だからこそ、その2つの線の間に橋渡しを作ろうとする。
できるだけたくさんの橋渡しをつくれば、2本の線はまるで太い1本の線にみえてくる。
2本の線の間を、自由に行き来もできる。
それが、愛。
そして、その橋渡しした橋は、かけ続けなければすぐになくなってしまい、
2本の平行線の間隔が開いていってしまう。