演劇にできることは?

昨晩、テレビ東京の「世界驚愕リサーチ・数字は嘘をつかない」という番組を見た。
感動した。
1日100円の食費がなくゴミをあさる看護士を夢見るスラムの少女(12歳)、
4000人の目を救ったベトナムで無料医療活動をする日本人眼科医服部匡志先生、
http://www.vietnam-sketch.com/column/japanese/2005/06.html
標高4000メートルの村に2日がかりで思いのこもった手紙を届ける中国人女性郵便配達人・・・・。
 
ん〜、言葉もなく涙が流れる。
 
また、よく研究生たちに僕が話す尊敬する脳神経外科福島孝徳先生もそうだが、
http://homepage3.nifty.com/primelife/fukushima.htm
この人たちは実は神様ではないかと思ってしまう。
 
人間とはなんと不可解な存在か。
人の命を全く何とも感じず弄び利用し時には「除去する」人間もいるかと思えば、
人が生きるということに真実真摯に向き合い、
無私無償で己の全存在をかけて奉仕する人もいる。
 
演劇は、そこでなにができるか。
 
全くの無力である、ともいえるし、演劇芸術こそが人を真実人たらしめる力を持つ、とも信じている。
 
神のような人たち、その人らの偉業に負けないよう、日々精進あるのみか!