勉強会成果発表。

10月15日から始まった勉強会野外リハーサル。室内でのリハとはまったく違う環境の中、予想をはるかに上回る収穫があった。
では、それを発表しよう。
実は当初は、全幕の野外発表を予定していた。が、発表を前提に日々活動するよりも参加者の真の「気づき」に重点を置いたほうがいいのではと僕は判断し、軌道修正した。今回の勉強会は、あくまで新しい関係とその連続を目指す“ニューフィクション”メソッドの熟成にあり、来年4月にミューザ川崎で予定している本公演「ペリクリーズ」に向けての大いなる挑戦であったからだ。
http://d.hatena.ne.jp/ayanogi/20091002
 
では、どこまで参加者は気づくことができたのか。自分自身の内的世界をそのまま受容してこそ、外的関係性の発展的構築は可能となる。あ〜もう、ややこしい。ようは、自分に素直になればお友達とも仲良くできる、ってなことだね。「当たり前」のこと。この当たり前のことが、いまの社会で本当にむずかしくなっている。また、その「当たり前」を子どもたちに教え育むことも、どうもなんだかうまくいっていない。大人よ、いったいなにをしている?! そんなことを実感する勉強会でもあった。
 
全場面の発表はやりません。ムリです、いま。
好対称な二つの場面、女郎屋のシーンとクライマックス再会のシーンをやります。これは僕が決めたのではありません、参加者の希望です。場所はもちろん今回のホームグラウンド、等々力緑地市民ミュージアム前広場。
http://d.hatena.ne.jp/ayanogi/20091005
http://www.kawasaki-museum.jp/
お時間がありましたらぜひどうぞ。
 
日時:たぶん12月3日。
時間:たぶん陽のある時間帯、10:00〜16:30の間。あそこは11:00頃が一番暖かい。15:00を回るとちょっと厳しくなるなぁ。雨天順延。
※日時ともに決定したら報告します。ただいずれにしても時間はアバウトです。