感動vs恐怖。停滞は証し。

あっという間に停滞し始めた。早い。新型インフルエンザ顔負け。ここ数日起こっていた新鮮な発見や認識が、今日はどんどん減ってきている。そのことを引き起こしているのは、何か。
みんな怖いのだ。次から次に新しいものを生み出すエネルギーは、実は恐怖との更なる対峙につながる。いいものができ始めると恐怖は増してくるから面白い。失敗が怖くなる。自分に幻滅することこそ、本当に怖いものだ。
 
この状態は、実は次なるステージにみんなが上がった証拠でもある。このステージを楽しむことができる者と苦しみだけを抱える者で、おそらく明暗が分かれる。これは何も若手に限ったことじゃない。ベテランもこのステージでギブアップする人が多い。若手と違うのは、技術や理屈・経験知でもって観客も自分もだましてその敗北を隠してしまうことぐらいだ。ベテラン敗北者のほうがたちが悪い。
 
感動vs恐怖。
 
自分の中でどちらが勝利者となるか。あたりまえだが、感動のほうがいいに決まってる。さらにあたりまえだが、自分の意志次第でそれは決まる。