ブレインストーミングをまとめてみる。やるべきこととはなんだ。

先日のブレインストーミングの図を整理してみる。
要は、今後やるべき指針とはなんだということだ。
完全にリセットすべきか、
今ある足場を大事にここで踏ん張るか。
解散すべきか否か、菅政権みたいだ。
 
ASCの使命とはなんだ?
あるのか、ないのか、つくるのか。
 
元も大きな問題点は、二つあった。
・その1:時間を読めなかった甘さ。完全商品化できなかった。
・その2:Duoという形態の意義の自覚の甘さ。
  
 
とりあえず、図から
やるべきことをリストアップしてみた。
やるべきこととは、
   

【やるべきこと】(つまりこれから自分でできること。Full体育館Duoについて) 
 
まず全体から
・観客重視
・挑戦重視からの完全シフト
・「やるだけはやった」そのことの内容が問題、大検討が必要。
・シミュレーションと対策の実行
・必要なことに時間を使う。
・劇団体制の復活
 
問題点その1に関して
1.全37作品すべてを90分で創り上げる。適量。
2.どんどん創る。
3.拠点を持ち、シェイクスピア講座を同時に連続開催。
4.専任プロデユーサーの設置
5.全国への営業 プレゼンDVDの撮影と作成 同時に無料ワークショップ実施
6.そのために融資(JFC?)を受ける⇒法人化2011.9(50歳創業)
7.音響PAの使用は必須
8.高校生という年代の難しさ。その研究。
 
問題点その2に関して
a.Duoは平等であること。人間の原点。
b.同質・同等の意識レベルを持つ。
c.そのためのイノベーションとは?(※1)
d.Duo専用の特殊訓練の日常化(体力・声力、サスケ並)
 ⇒気力・体力・意識力の増強鍛錬・そのためのイノベーションとは?(※2)
 
得たこと。
・学校に対しては、シンプルにストレートに、慎重に。時間制約の中での教育。
・高校生オリジナルな表現方法。そのためのイノベーションとは?(※3)
・暴力と性的なものに対する過剰な反応。その扱い方の慎重さと効用。
 
3つのイノベーションが必要。※
イノベーション1:Duo構成員の必須条件に対して。⇒まずは、人。
イノベーション2:特殊訓練方法に対して。⇒次に、育成。
イノベーション3:高校生に対する表現方法に対して。⇒そして、観客。

  
待て。
このイノベーションの順番がそもそもおかしいのかもしれない。
この発想が、自己本位に陥るミスを引き起こしている。
 
イノベーション3からスタートすべき。
おそらくそうだ。
その研究の中から、特殊訓練方法も生まれ、Duoの自覚も共有でき、意識改革できる。
 
高校生という年代は、自我の確立が大テーマだ。
だから、それを脅かす暴力と、それを異性と共有できる性的なものに敏感なのだ。
高校生ならびに思春期の問題の研究と、
彼らに対する表現方法の新手法が第一テーマか。
それなしには、未来の観客も育たない。
演劇人も育たない。
僕やASCが今やるべきことは、これか。
 

 
伊勢学園高校は、2009年に女子校から男女共学に変わった。
学校名も以前は伊勢女子高校だった。
地元では「伊勢女」と呼ばれていたそうだ。、
この春の卒業生は、この「伊勢女」最後の卒業生、つまり女子ばかり。
3月3日のひな祭りの日、
122名の乙女たちは無事卒業したとのこと、先生からお知らせをいただいた。
「学校生活を振り返りながら、顔をクシャクシャにしながら巣立っていきました。」と。
  
「美しく生きる」
皆さんならきっと、この伊勢女時代からの校訓通り
素敵な女性になられることと思います。
ご卒業、本当におめでとうございます。