間寛平さん。

KANPEI EARTH Marathon
http://www.earth-marathon.com/

    
ゴールのライブ中継、皆さん見ましたか。
年末年始の生番組のように、なんというぐだぐだ感。
段取りが悪い、沈黙がしょっちゅう、司会者もつながない。
いや、つなげない。
前人未到、前代未聞、だれもシミュレーションができない。
第一、なんというか感動が大きすぎて、正直唖然。
 
寛平ちゃん、
ゴールの瞬間までも笑わせる。
いつもの、何十年もの間知ってる寛平ちゃん。
ベタでくだらないギャグ(笑)。
パンプキ〜ン、って。
偉人でもなんでもない感じ。
 
平均歩幅60センチメートルくらい?、と言っていた。
時速は何キロ? 
箱根駅伝のようには早くない感じ。
僕でも走れそうなスピード。
が、2年以上走れるかい?
一日50キロ〜70キロ、毎日走れる?
 
プロのアスリートならできないこともないのか?
でもただの芸人さん。
市民ランナーとしてはすごい記録の持ち主だけど、
でも市民ランナーの仲間。
 
だから寛平ちゃんは走った。
だから僕らは感動する。
だから僕らは勇気をもらえた。
 
だれでもできそうな一歩60センチの繰り返し。
続けることの大切さと偉大さ。
前立腺がんだし。
 
シンガーソングライターのご長男間慎太郎さんの歌のときだけ、本気で泣いていた。
泣いていたのはその時だけ。
なんばグランド花月の本当のゴールで待っていた奥さんの光代さん、
奥さんもさすが吉本新喜劇出身、ボケ続けてなかなか感動の再会をしてくれない。
最後まで夫婦の感涙ハグはなかった。
が、僕はいたく感動した。
何とも言えない強い絆の夫婦愛。
 
★★★★★★★
 
「背中を見せる」
これは大事な大人の心がけ。
このことさえ大人が外さなければ、
強制的に従わせるような脅迫目的の「体罰」、
これはあり得ないことになる。
大体体罰は、自分の子どもに対してまずしてしまいそうになる。
他人の子に対してやることなんてほぼない。
そのことからも「体罰」は、親の甘えだということが分かる。
 
笑わせて世界一周。
寛平ちゃんの背中、どんだけ大きいんだ。