自分は何役なのだ?!


   
自分の人生をひとつの戯曲作品として捉えてみる。
さあ、得意の戯曲分析だ。
でまあ、過去と今とそして将来をつなげてみたりする。
「自分の人生」という作品の主役は、もちろん自分じゃ。
あたりまえだのクラッカー。
(知ってる人は、おそらく余生30年足らずの人。同世代)
 
では、「隣の人の人生」という作品では、自分はどんな役なんだ?
と、ふと考えた。
ちょと面白くなった。
「あの人の人生」「この人の人生」
「あっちゃの人の人生」
という作品の中では、どうだ?
出会う人たちの数だけ、僕には役があるってことになる。
いろんな役は、それだけ楽しい。
 
「自分の人生」というたった一つの作品の中だけじゃ
いくら主役でも、ま、そりゃ飽きるよな。
「目の前の人の人生」という作品群の中で
自分のいろんな役を見つけてみるか。
お、そうすりゃたぶん、相手も自分もとてもハッピー。
 
役づくりという作業は、もう30年もやっている。
残りの人生30年、目の前の人の人生の中に
自分のドラマを見つけてみる。
自分勝手の権化のように生きてきた僕にとっては、
ちょっと面白い試練なトライ。
 
※写真は、ご存知ヨネスケさんの「隣の晩ごはん」。関連なし!