シミやんとキッズガード。


 
昨年春から始めた小学生登校時のスクールガード。
交通事故と変態野郎から子どもたちを守る。
できるときは下校時も。
変態は下校時のほうが出没する。許せん。
  
その功績が認められてか、
川崎市教育委員会から専用のビブスを貸与してもらった。
ビブス、わかります?
ほら、道路工事の警備員さんとかが着てる網アミチョッキ。
蛍光黄緑で反射テープ付き、目立つ。
前面に「防犯」「川崎市教育委員会」、背には「かわさキッズガード」の文字。
「き」と「キ」がかかっているわけですな。
蛍光黄緑だから、
下に赤のTシャツを合わせると、とてもナイスなコーディネイト。
  
実は、僕と同じように頑張っている、
いや僕以上に頑張っているパパさんがいる。
シミやん。
僕は勝手にそう呼んでいる。
シミやんはおそらくまだ30歳台だと思う。
テニスのインストラクター、かつそのスクールの社長さんだ。
短髪で真っ黒に日焼けした笑顔が眩しい。
  
シミやんは、校門前でいわゆるミドリのオバサンの役目、
僕はスクールゾーン(登下校路)のパトロール
校門前で毎日一度顔を合わせる。
  
今朝は偶然、ふたりとも赤のTシャツに例の蛍光黄緑ビブス。
まったくおそろいだ。
少し照れくさい。
初めてのビブスだから?
  
シミやん「よく似合ってますね!」
僕「ありがとうございます。じゃ、向こうをフォローしてきます。」
シミやん「お願いします!!」
 
梅雨の晴れ間に、アゲハチョウが舞っていた。