人の真価。【5歳と7歳、父と焼死。】

聞いた話で詳細がよく分からないが、またそういうものをブログに書いていいか悪いかは別問題として。
 
先ごろ家屋の火災があったらしい。父親を残して、母と7歳の長男・5歳の次男は一旦は火の手を逃れ非難できたらしい。が、父親が燃え盛る炎の中に取り残されていると知った兄弟は、母親の制止を振り切り再び火中へ。そして、父親ともども焼死した。
胸が痛い。
なぜ大人たちは、その兄弟を止められなかったんだろう。
 
僕は思う、
炎の渦中に飛び込むとき、兄弟はパニックに陥っていたのだろうか。
いや、決してそんなことはない。
人としてあたりまえの衝動に、大きく突き動かされたに違いない。
恐らくそこにいた誰よりも冷静だったのではないかと思うのは、僕だけだろうか。
 
子どもは、やはり「良心」だ。 
たった一人生き残った母親の心痛は、はかりしれない。ただし、素晴らしい息子さんを育てていたことだけは確かだ。
 
 
グーグルで検索、恐らくこの火災。
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2010/01/10/20100110k0000e040002000c.html
だとしたら、父と次男が取り残され、長男が助けに戻った。母親「私も戻ればよかった」とのことだ。本当に痛ましい。