大西がスパートをかけはじめた。

11月16日の2008川崎国際多摩川ハーフマラソンに向けてのトレーニングのこと。
大西がトレーニングでスパートをかけはじめた。
 
この前のレッスンのとき、大西は喜々としてのたまわった。
「自己ベストを大きく更新しました!」
初めて2時間ぶっとおしで走りきったとのこと。
「本当か?! それはすごい!!」
運動能力が人一倍あるとは思えない大西、すごい。
よくなってきたとはいえ僕はまだ肉離れのせいで走り込みができない。
先を越されている。
「で、何キロ走った?」
まさかハーフをその時間で走りきったとは思えない。
 

大西「はい、14キロです!」
僕「へ、14キロ?」
大西「はい!!」
僕「・・・。あのね大西、ハーフは20キロちょっとあって、2時間で14キロだと時速7キロ(早足じゃん)だよ。ということは3時間で21キロ≒ハーフ、制限時間は2時間48分だからぎりぎりアウトだぜ」
大西「そ、そ、そ、そうですね。。。 ま、これからです!」
僕「うん、そうだな。」
大西「彩乃木さんも、頑張ってください! あ、いえ、無理しないでくださいね。」(笑顔)
僕「あ、あ、あ、ありがとう。。。」(汗)
※日野はかたわらで、ほほえましく僕と大西のやり取りを聞いていた。

  
本番まであと2週間ちょっと。
日野は余裕のようだが、僕と大西は果たして制限時間内に完走できるのか?!
大西は、自身満々だ。すでに心は、東京マラソンにあるらしい。
大西が、羨ましい。