まだまだだ、僕は。

う〜ん、正直言うと、今日というか昨日の稽古は、
(今4月1日の午前3時だから)
少しいらいらしてしまった。。。
まだ5幕をやっているが、あまり有機的に稽古が進まないからだ。
なぜだ?
すこぶる面白いイメージは見えているし、それが実現することも分かっている。
なのに?
  
俳優たちの生理を、心地よく道案内する能力に僕は欠けているのだろうか?
そんな自分のイライラをみんなに少しぶつけてしまった。
ついこの前は、感謝の一日だったのに。
手を抜いているメンバーは一人もいない。
みんな一生懸命やってくれている。
  
一つ思い当たるとすれば、その一生懸命さが全部観客に向かっている場合は、
どんなに俳優が失敗しても僕はいらいらしないみたい。
ただ同じ懸命さでも、自分にベクトルがある場合はだんだん不機嫌になるようだ。
役づくりは、難しい。
僕にも何度も経験があるが、演技がうまくいかないときは
絶対に内向してはいけない。
不調のとき、ほっておけばすぐ内向するのが役者の癖。
そんなときこそ、相手役を感じることが必要。相手役が必ず助けてくれる。
つまりは相手役を見ればいいのだ。
困った仲間がいると無条件で助けたくなるのも、これまた役者の癖なのだ。
今日の稽古で落ち込んだ仲間たちよ、一人になっちゃいけないよ。
  
そして僕は今年の目標である「変革」「稽古中にいらつかない」を
もっと肝に銘じて稽古をしなくちゃいけない!
反省!!!!!