びびんばが死んだ・・・

今度の本番中に7歳になるはずだった
プレリードッグの“びびんば”が、昨日(15日)の朝ケージの中で冷たくなっていた。
  
僕が帰宅すると「ウキキ〜〜」と背伸びをして鳴いて、おかえりとよく迎えてくれた。
ちなみにプレーリーの習性として、この泣き声は仲間への警告の意味がある。
つまり、僕は出迎えてくれたと喜んでいたが、実は警戒されていたのだ。
ま、でもいいか。僕は気分がよかったから。
その“びー”も、今年に入ってからは、背伸びはするものの声が出なくなっていた。
もう歳なのだ。
この冬を越えたことも驚きだった。春になってよかったなと思っていた矢先だった。
びーは、不整咬合だった。受け口なのだ。
リス科の動物でこの病気は、イコール死を意味する。
噛み合わせが通常の逆なので、物をかじって歯を削ることができず、伸び続ける。
口が塞がれ餌を食べることができなくなる。伸びた歯が口蓋に突き刺さる。
なので、2週間に一度くらいペンチなどで歯を切ってやらねばならない。
痛そうなんだな〜、これが。
だって、神経がきている歯を切るんだもの、痛くないわけない。
びーも嫌がりはしたが、決して僕に攻撃をしなかった。
考えてみたら、びーはまったく人に攻撃しないプレーリーだった。
気の荒いやつだと、ケージに手を入れることもできない。
  
思いでは尽きない。
びー、安らかにな。
僕はあまりいい飼い主ではなかった、ごめんよ。
びーのケージの隣で寝ているぶぃも、寂しそうだ。